【ダイブマスターへの道 #03】2025年12月10日: 3日目|プールで泳力スキル・現時点チェック(400m水泳・800mスノーケル)

ダイブマスターへの道|BlueLeaf DMトレーニング記録
このシリーズを読めば、DM講習で「何を」「どんな順番で」「なぜ」行うのかが分かります。
ブルーリーフのDMは、形だけでは終わらせません。現場で通用するプロの基準(デモ品質・安全・運営)を、積み上げの過程ごとに記録します。
今回はプールで、泳力スキル(スタミナ)の“現時点チェック”。
合否のためのテストではありません。今の実力を正確に把握して、どこを伸ばせばプロ基準に届くかを明確にする日です。
おはようございます。
沖縄・恩納村ダイビングショップ「ブルーリーフ」の横田です。
今日の開催地:宜野湾マリン支援センター(プール)
活動日:2025年12月10日(水)|3日目
場所:宜野湾マリン支援センター
海と違い、プールは波・うねり・流れといった外的要因をほぼ固定できます。
だからこそ、泳ぎの“癖”やペース配分、フォームの崩れがそのまま出ます。
今日の目的は「速さ」ではなく「再現性」。ここが整うほど、海に戻ったときの安全余裕が増えます。

今日のメニュー(水中スキル実習:スタミナ)
実施したのはこの2つのみ(※他は別日に予定)。
- 400m水泳
- 800mスノーケルスイム
共通する狙いはひとつ。
「止まらずに継続できる動き」を、安定して出せるか。
DMは“自分ができる”だけではなく、現場の中で安全に動き続けられることが前提になります。
1)400m水泳:フォームとペース配分の“再現性”を確認
400m水泳は、速さだけを見ません。
緊張しても崩れないフォーム、一定のペース、呼吸の安定。この3点が揃ってはじめて「現場基準」になります。
チェックしたのは主にここです。
- ペース配分:前半で上げすぎて後半に失速していないか
- 呼吸:呼吸の乱れでフォームが崩れていないか
- 姿勢:抵抗が増える姿勢になっていないか
- 余裕:泳ぎながら周りを見られる“余白”があるか
「根性で押し切れる泳ぎ」は、海に戻った瞬間に安全余裕を削ります。
だから今日やるべきは追い込みではなく、崩れ方の把握と修正ポイントの確定です。

2)800mスノーケルスイム:脚の推進効率と“淡々と続ける力”
800mスノーケルは、呼吸が確保される分、フォームの雑さや左右差が出やすい種目です。
速さより先に「崩れずに続く」こと。DMとして必要な“安定感”は、こういうところで積み上がります。
チェック観点は以下。
- キック効率:水を捉えられているか/空回りしていないか
- 左右差:利き足でブレて蛇行していないか
- リズム:一定テンポを維持できるか
- 脱力:肩・首・腰に無駄な力が入っていないか
ここで癖を“見える化”しておくと、海でのデモ品質が安定します。
泳ぎが安定するほど、周囲確認や判断の余白が生まれる。つまり、泳力は安全そのものです。
今日のまとめ:泳力は“体力テスト”ではなく「安全余裕の設計」
今日の到達点はこれです。
- 現時点のペース配分/フォームの崩れポイントが具体化した
- “感覚”ではなく、次回の練習テーマに落とし込めた
- 海に戻ったときに疲労が安全余裕を削らない土台ができた
泳力は気合で上げない。再現性のある動きとして積み上げます。
ここが揃うと、次の海トレーニングで伸び方が一段加速します。
次回予告(4日目:恩納村・ボート2ダイブ|ダイブスキル・ワークショップ:24スキル)
2026年1月17日(土)
場所:恩納村・ボート2ダイブ
次回は、ダイブスキル・ワークショップ(24スキル)の一部を実施予定。
- 1. 器材セッティング(組立と取外)、準備、装着と調整
- 2. プレダイブ・セーフティ・チェック(BWRAF)
- 3. ディープ・ウォーター・エントリー(バックロールエントリー)
- 4. マスクの脱着とクリア
“できるか”より、“デモ品質で安定して出せるか”。
通常であればここからがプロ基準の本番となりますが、まだスキルのチェックが続きます。
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横田メモ(プロの視点)
泳力スキルは「勝負」ではなく「設計」。
400mも800mも、速さより先に崩れないペース配分と脱力が重要です。
DMでは、疲労で判断が鈍る状況を作らないことが安全そのもの。
今日の結果は、自分を知るための基礎データになります。