Blue Leaf ONNASON OKINAWA

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お知らせ

スキル・ワークショップ(WS)24:WS06|ファイブポイント潜降

WS24(ダイブスキル・ワークショップ(24スキル))は、一般ダイバー/ブランクダイバーが手順を体系的に復習できるように作った「1スキル=1記事」の手順書シリーズです。

この記事では、潜降を「毎回同じ品質」で実行するための ファイブポイント潜降 を、読めば再現できる粒度でまとめます。

水中でファイブポイント潜降を行い、周囲を確認しながら浮力コントロールで着底せずに安定して潜降している様子
WS06:ファイブポイント潜降(着底せずにコントロールして降りる)

この記事でできるようになること

潜降開始前の確認を5つの順番に固定し、バディと同じタイミングで、落ち着いて潜降を開始できるようになります。
結果として、耳抜きの遅れ・バラバラ潜降・着底・合流ミスなどを減らせます。

手順(読めば再現できる手順書)

0)ファイブポイント潜降とは

潜降前に行う確認を、次の5点に固定して実行する手順です。
Signal(合図)→ Orientation(向き確認)→ Regulator(呼吸源)→ Time(計器)→ Descend(潜降)
※表現は各団体の基準に共通する考え方に沿って、現場で実行しやすい形に整理しています。

① Signal(合図)

  1. バディへ「潜降OK」を明確に伝える(潜降サイン)。
  2. バディの返答を確認する(返ってこなければ潜らない)。
  3. チーム全体(ガイド・他のバディ)がいる場合は、全員の準備が揃っているかも確認。

② Orientation(向き確認)

  1. 自分がどこから潜るかを確定する(ブイ/ロープ/目標物/地形/船の位置など)。
  2. 下を見て、潜降先が安全か確認(他チーム/障害物/浅瀬のサンゴ/着底しやすい底質など)。
  3. 必要なら潜降ロープや目印を使う(不安定な流れ・視界不良では特に有効)。

③ Regulator(呼吸源)

  1. 呼吸源がレギュレーターになっていることを確認(スノーケルでは潜降しない)。
  2. 1〜2呼吸して、吸い込みや違和感がないか確認。
  3. 予備の空気源(オクト)が取りやすい位置に固定されているか、軽く目視。

④ Time(計器)

  1. 残圧を確認(十分にあるか)。
  2. 時間管理(ダイブコンピューター/時計)を確認(表示が正常か)。
  3. 深度表示がある場合は、潜降開始後に深度が動くことまで確認できると理想。

⑤ Descend(潜降:着底なしでコントロール)

  1. 耳抜きを“先に”:潜降開始前に一度軽く耳抜き(準備運動のイメージ)。
  2. BCDの空気を少しずつ抜く:一気に抜かず、沈み始める量だけ。
  3. 姿勢:頭が下がりすぎない角度で、バディと並行にゆっくり下降。
  4. 耳抜きは早め・こまめに:違和感が出る前に繰り返す(痛みが出たら止まる)。
  5. マスク内圧の調整:必要に応じて鼻から少し息を出してマスクの圧を整える。
  6. 着底しない:底が近づいたらBCDへ少量給気し、減速して中性浮力へ移行。
  7. 合流確認:数メートルごとにバディ位置を確認し、離れたら停止して待つ。

よくあるミス/原因

  • 合図が曖昧でバディが潜降に入れていない:返答確認を省略している。
  • 潜降開始位置がズレる:Orientation(向き確認)を飛ばしている。
  • 潜降中に耳が痛くなる:耳抜きの開始が遅い/スピードが速い/我慢して続ける。
  • 一気に沈む・着底する:BCDの空気を抜きすぎ/姿勢が前傾すぎて落下。
  • バディとバラバラ潜降:確認のタイミングが揃っていない/途中で見失っても潜り続ける。

セルフ合格ライン(3点以内)

  1. 5点(Signal→Orientation→Regulator→Time→Descend)を順番どおりに止まらず実行できる。
  2. 潜降中、着底なしで減速して中性浮力へ移行できる。
  3. 耳抜きで違和感が出たら、即停止→少し戻す→再開の判断ができる。

安全メモ

ファイブポイント潜降は「潜り始めの儀式」ではなく、潜降の失敗(耳・着底・迷子)を出さないための型です。
痛み・不安・ズレが出たら、最優先は止まって整えること。焦ったら、型に戻してください。

参考:DM候補生の練習(動画リンク)

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